おもちゃ病院で研修をはじめて1年半。
その様子を「カテゴリ:修理日記」でお届けします。
修理日記061122-01今日の患者さんは、動力玩具のチワワです。
このチワワは歩いたり鳴いたりするおもちゃなのですが、今日入院してきたチワワは、歩けないし鳴けませんでした。


おもちゃ病院では最低限の解体で直す(治す)のが基本です。だから診察はじっくりします。

診察の結果、このチワワはおなか(ギア)の調子が良くないようだったので、ぬいぐるみ部分を脱がせて手術することになりました。
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少しかわいそうですが、動力玩具はこんな感じになっています。おなかを開けてみるとスプリングがコロコロと出てきました。
どうやらこのスプリングがどこかから外れたせいでこのチワワは歩けなかったし、鳴けなかったようです。

スプリングはギアターン部分のものでした。
手術(修理)が終わったら、ぬいぐるみを着せなおして完了です。

元気に歩いて、元気に鳴くようになったチワワは飼い主の元へ帰っていきます。


今日修理したチワワのような動力玩具の修理はおもちゃ病院の基本だ、と社長から言われました。

ハイテクノロジー、デジタル、IT…そんな時代でおもちゃもだいぶ変化してきました。DSやWii、PSPやPS3もいいけれど、、私は今日修理したおもちゃのような物のほうが好きだし、子どもたちにもっとそうゆう物に触れて欲しいと感じました。

修理に携わった日には出来るだけ修理日記を更新したいと思います。